りすたの積立投資日記

「毎日積立」でゆる~く資産形成していくブログ。他に「予想しない」投資(トラリピとか)も。

【もしも】2020年の1月から投資信託を毎日1,000円ずつ買っていたら(投資信託テーマ別比較編)

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投資にもしもは厳禁ですが・・・

 

こんにちは、りすたです。

きょうはもしもシリーズということで、こんなテーマでお送りします。

「もしも2020年はじめから投資信託を毎日1,000円ずつ買っていたら」

コロナショックから完全回復とはままならない現況ですが、今年の最初から毎日1000円積立を行ったと仮定して、利益がでている投資信託はあるのか?

どんな投信がどのぐらい利益がでているのか、をすごくアバウトにですが、調査してみました。

 

比較対象は以下の5つです。どの投信が一番利益が出ているか、予想してみてください。

 

1.全世界株式に投資する投資信託
2.米国株に投資する投資信託
3.中国株に投資する投資信託
4.金に投資する投資信託
5.日本株に投資する投資信託

 

金投資は基準額超えていそうかな。

コロナショックもあったし、まだ今年は全部マイナスなんじゃない!?


【下記条件で比較しました】

・2020年1月から毎営業日に1,000円ずつ購入した仮定で現在価格を比較する。
 →5/15までが89営業日なので、純粋に毎日投資した金額89,000円(ここでは、『基準額』とします。)を超えていれば、『優(コロナに負けてない銘柄)』とします。

(※手数料経費等は除外して計算しているので、実購入時には若干の乖離がある可能性があります。)

 

それではさっそく見ていきましょう!

 

<全世界株式> (eMAXIS Slim 全世界株式)

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まず、全世界株式(eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー))です。

こちらはいわば全世界への株式投資なので、戻りはやや鈍いですね。89,000円の基準額に対し、82,000円台を推移しています。

全世界へのインデックス投資という性質からも、基準額を上回るのは、もうちょっと時間がかかりそうです。

<金、中国>(ブラックロックゴールドファンド、ダイワチャイナファンド)

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次は金と中国の投信です。

金の投資信託は、コロナショック後にすでに最高値を更新しており、利益がでていることを想像するのは難しくないでしょう。5/15時点で100,000円台を超えているので、かなり優秀な部類です。

少し意外だったのが、コロナ発生源でもある中国の投信で、意外にそこまで下落もなく、戻りが強い印象です。こちらも5/15時点では基準額89,000円を超えています。(※中国への投資信託は色々あるので、全てが利益がでている訳ではないでしょう。)

この2つの投信は今年最初から一定金額を毎日投資した場合、利益がでている、もしくはでる可能性が高いテーマ群ということになります。

 

<米国>(eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、iFree レバレッジNASDAQ100)

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次に米国の投信です。

数ある投信でも人気の高い、eMAXIS Slim米国株式(S&P 500)と、少し変わり種(?)のiFreeレバレッジNASDAQ100で検証します。(このNASDAQ100は私がお世話になっている投信でもあります。)

こちらも少し意外な結果ですが、S&P500はコロナショック前に米国株がかなり上昇していたこともあり、まだ戻りきれてません。

逆にNASDAQ100はレバレッジ効果と激しい上下動の中で、安い値段での買増しができていることもあり、利益がでています。また、NASDAQの方が昨年末あたりからパフォーマンスが良い状態が続いていることも影響しているかもしれません。

※アメリカの投信は別の会にもう少し掘り下げていきたいと思います。

 

<日本株>(eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)、楽天日本株4.3倍ブル)

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最後に日本の投信です。

米国と同じように2つ検証してみましょう。TOPIXと楽天 日本株ブル4.3倍です。

こちらは残念ながら2つとも冴えない動きとなっていますね。特に、楽天ブルは4.3倍の値動きを目指すということもあり、かなり基準額と乖離しています。

日本株の場合、米国株と比較すると値動きが激しくない方なので、レバレッジ商品自体があまり長期(積立)には向かないのだと思います。もちろん1か月ぐらいの短めの期間で勝負するのならありかな、と思ってます。

 

まとめ

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<結論>
・コロナショックから立ち直りつつある投信は米国株だけではない
・有事の金と言われているように金の投信はショック時に強い
・レバレッジをある程度効かせた投信は、変動が激しいため毎日積立と相性がいい。ただし原則右肩上がりな商品であることが前提
・日本株の投資信託は総じて戻りが弱い

 

いかがだったでしょうか、予想があっていましたか?

今回は毎日1,000円ずつ積立を行う想定ということで、少し違う軸で投資信託の評価額を比較してみました。

投資信託を購入する際には、ほとんどの方が今回の検証ケースのようにドルコスト平均法を選ぶと思います。

なので、そのドルコスト平均法をより積極的に使うべく、毎日積立を想定して、上下動が激しい投資信託を選ぶということのも選択肢としてありうるんじゃないか、と思い、このような検証をしてみました。(もちろん将来性があり、手数料が安い投信を選ぶのが大前提ですけどね)

検討の一助にしていただければ幸いです。

それではまた。

 

SBI証券[旧イー・トレード証券]