ペソとの相関性あり!?日本初の「ペソクロ投資」について
こんにちは、りすたです。
本日はメキシコペソの投資について、ちょっと変わったペアでの取引を記事にしてみます。(日本初というのはこの2通貨でググったら全くでてこなかったためです。)
高金利通貨で人気のメキシコペソ、最近はスプレッドも狭く取り扱う会社も増えてますね。私はこの通貨をリスクヘッジしつつ、うまく利回りをUPできないかと考えた結果、一つの通貨に遭遇しました。
はじめに
まず下の図をご覧ください。
2020年開始から、メキシコペソ、ユーロ、もう一つの通貨の推移を現したものです。
ローソク足で表現しているのがメキシコペソ、緑が(売をもつとスワップもらえるので)リスクヘッジとして持つと良いとされるユーロです。
ただ、コロナショックでの3月暴落時にはペソ買、ユーロ売のポジションをもっていたとしても、さほど効果がなかったことがわかると思います。
ユーロってあんまり暴落していないんだね・・・
それに比べて赤の線はペソと同じようにしっかり3月に暴落しているね。
そう、この通貨こそ、「ノルウェークローネ」なのです。
ノルウェーは新興国というわけではありませんが、産油国でもあり、石油依存割合が多いので、3月時点ではペソと同じくしっかりと暴落しています。
しかもユーロと同じように売りでスワップがもらえる通貨(※)のため、ペソ買、クローネ売で両方からスワップ収入を得ることができます。
(※ただし11/23現時点のため、常に両方とものスワップがプラスとは限らないデス)
3/6~暴落をシミュレーションしてみる
では、ペソとクローネを仮に1万通貨ずつ3/6に保有したとして、3/9~10/30までの価格遷移をみてみます。
・ペソ1万通貨買:3/6終値@5.241円
・クローネ1万通貨売:3/6終値@11.399円
クローネ11円、ペソ5万円なので、1:2の割合で保有する方法もありだけど、暴落時のリスク管理ということで、今回は1:1で保有するケースでシミュレーションしてみるよ。
まず、3月9日~の暴落時には、1:1の割合で保有していることが幸いして、評価額はプラスで推移しています。(最大1.2万まで)
その後、市場全体が落ち着きを取り戻し、価格が戻ってくる6月ぐらいから、クローネの価格も戻り、全体の評価額としてはマイナスとなってきました。
そして、8月末のタイミングで乖離が最大になり、1.1万の評価損となっていますが、このタイミングは以下の図(S&P500、クローネ、ペソの比較表)でもわかるようにリスクオンに転じているタイミングでもあります。
ただ、3月~10月までで評価額としては±1.2万以内に収まり、価格にも一定の相関がみられるので、一定の安心感のある投資法と言えると思います。
特に3月時のような市場が総悲観のとき、プラスのポジションがあると安心するよね。
長期保有でスワップももらえる
これも現時点での仮定の計算となりますが、みんなのFX (もしくは【LIGHT FX】 )でこの2通貨を保有すると
・メキシコペソ買…7円
・ノルウェークローネ売…5円
となり、1日で約12円のスワップがもらえることになります。(※11/23現在。みんFはキャンペーン併用などでスワップ金額は上下する可能性が高いです。)
ということは1年換算にすると4,380円!
証拠金を2万と換算すると、年利は21%にもなるね!!!
もちろん、スワップは未来永劫続くものではないですし、みんFはころころとスワップが変わるので、あくまで現在の水準で計算した参考値となります。
スワップをもらいつつリスクオフに備える「ペソクロ投資」、試してみる価値はあるのかもしれませんね。
ペソクロの購入タイミングもずらすことでリスクを考える
まずは少量単位をペアとして保有し、買い増すタイミングを「直近に保有したペアの評価額がマイナスのときに買増し」とすることで、さらにリスク分散はできると思います。
私は一旦「スワップを除き、直近に購入した1ペアの合計評価額が-500円を超えたとき」に買い増していこうかな、と考えています。
一種の手動トラリピの手法だね
保有タイミングを分散することで、証拠金は1ペアにつき2万円じゃなく、1万円で済ませたい(=スワップが今の値のままだと年利40%)と思ってる!
ちょっと欲張り?でもリスクオフ時に光る(であろう)『ペソクロ投資、』今後もtwitterやブログ上で逐次報告していこうと思ってます!
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた~。